はじめに
こんにちはこんにちは! KMC の提督のnona2(nonamea774) です. 最近は部内にプライベートクラウドを構築しようとして進捗ダメな日々を過ごしています.
突然ですが今日はあのコピペからちょうど10年の日です. なんかすごい
1 :水先案名無い人 :03/12/15 15:51 ID:Bbnd8HbS
今日小学生にすれ違いざま
「ニフラム!ニフラム!」
って言われた。
何のこっちゃ?
2 :水先案名無い人 :03/12/15 15:51 ID:brneuIfZ
>>1
ニフラムはドラクエで敵を消し去る呪文です。
ようするに「消えろ」って事です。
3 :水先案名無い人 :03/12/15 15:57 ID:HEyc+yJ2
>>1
しかも経験値が入らないので、「貴様の経験値すらいらねー」と言う事です。
なんで>>1はそんなに嫌われてるんだ。
4 :水先案名無い人 :03/12/15 16:11 ID:He2x/QjA
>>1
ヒッキーの癖に出歩くからそんなことになるんだ。
5 :水先案名無い人 :03/12/15 16:13 ID:qTxYduG9
しかもニフラムはアンデッド系の敵に効きやすいという特徴があるので
「死んだ魚みたいな目ぇしてんじゃねーよ」あるいは単に「お前臭すぎ」
といったメッセージがこめられているのかも知れません
6 :水先案名無い人 :03/12/15 16:16 ID:64MMjBqO
そして自分よりレベルの低い相手にしか効果がないw
めっちゃどうでも良かったですね. 以下が本編です.
この記事はKMCアドベントカレンダー2013の15日目の記事です. 昨日の記事はwacky さんのssh -D と tsocksでした.
さらにこの記事は, KMCアドベントカレンダー2013のサブカレンダーであるSSHアドベントカレンダー2013の8日目の記事でもあります. 日頃SSHに親しんでいる部員による、SSHの基礎知識、ツール、Tips等を紹介して参りますので、初心者の方から上級者の方までご笑覧いただければ幸いです.
KMCアドベントカレンダー15日目, SSHアドベントカレンダー8日目の今回は, sshfs についてのお話をします.
sshfs について
皆さんsshfs, 使ってますか? 「バリバリ使ってるぜ!」 って人は今回のアドベントカレンダーの中身はもう知ってることばっかりだと思いますすみません.
「何だそれ?」, 「聞いたことはあるけどよく知らない」 って思ったアナタ, リモートのファイルを何回も書き換えたりが必要なとき, 手元のエディタで編集 -> scp でアップロード を繰り返したりしてないですよね?(リモートでエディタで編集するって? 確かにそれでもいいかもしれませんが……)
sshfs っていう便利なコマンドがあるんですよ. apt-get やpacman でちゃちゃっと入れちゃってください.
必要なコマンドはたったこれだけ,
$ sshfs USER@HOST:DIR MOUNTPOINT
$ sshfs nona7@kmc.gr.jp:~/ /mnt
みたいな感じで実行しましょう.
これだけで
$ ls /mnt
hoge huga homu mado
のように普通にディスク上にあるかのように扱えます.
リモートのssh のポートが変わってたりしても普通のssh と同じように-p オプションでいい感じです.
使用例
さっきとほとんど同じですが
$ sshfs nona7@kmc.gr.jp:~/codes/ /mnt
$ emacs -nw /mnt/bogosort.hs
のようにローカルの エディタを使ってリモートのファイルを編集したりが簡単にできます.
他にも,
$ sshfs nona7@kmc.gr.jp:~/log /mnt
$ ./なんかめっちゃすごいプログラム > /mnt/なんかめっちゃすごいプログラム.log
みたいな使い方をしたり, アナタ次第で何でもできます!
どうやってアンマウントするんだっけ
man sshfs には
fusermount -u MOUNTPOINT
でアンマウントできるよ って書いてあります.
手元の環境では普通に何も気にせず
$ umount MOUNTPOINT
でアンマウントしてくれるので, わたしはいつもこれを使ってますね.
おわりに
今日のお話はsshfs についてのお話でした. sshfs はfuse っていうユーザスペースでファイルシステムを扱う機能を使って作られているのですが, 似たようなものにhttpfs やgmailfs, Wikipediafs などもあります. それぞれ名前の通りなものたちをファイルシステム上のファイルとして扱えるものです. fuse 使って/dev/twitter ってファイルに書き込むとそれがツイッターに投稿されるようなもの作りたいなー とか思いつつ作れてないなー……
関係ないことをたくさん書いてしまった気がします. 今日はnona2 によるsshfs についての記事でした. 明日は修士2回1 の, のなさんによるiOS でのSSH について の記事だと思います. 多分.
お詫び(2013/12/16 17時)
昨日の時点ではsshfs にてマウントする際, sudo sshfs と書いてありましたが, sudo sshfs にてマウントした場合, 同じマシン上の他のユーザからマウントしたファイルが見えてしまうという指摘を受けました. 一般ユーザがfuse でマウントしたファイルはroot ですら見えないよう保護されているが, root でマウントするとその制限がなく危険らしいです.
複数ユーザで共有するマシンにてマウントする際は一般ユーザにて行ってください. (自分だけで使うラップトップの場合は大して問題は無いらしいです)
もしかするとあなたのシステムでは一般ユーザはデフォルトではfuse を利用できないかもしれません(debian等). その場合は利用したいユーザをfuse グループに入れればいいです.
# adduser nona2 fuse
“うっかりリモートマシンの自分のホームディレクトリとかを晒してしまうと,シェルを取られうるので危険です.” だそうです.
危険な設定を紹介してしまっていたことをここでお詫びします. 引き続きSSHアドベントカレンダー 及び KMCアドベントカレンダー をよろしくお願いします.
nona2
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C85 にて発行される部誌参照(コミケで買えなくても発刊後1年で公開されるとのこと. その時にこの注釈覚えてる人などいないだろうので結局ほとんどの人にとって真相は謎のままだろう) ↩