まずは最低限の予算とおすすめのお店
実際にノートパソコンを選ぶ前に、 用意すべき金額と実際に買うところについてお話しします。
(2014/03/10 社会人1回生 上田、情報学研究科2回生 加納、吉野)
予算は最低4万円以上
経験豊富な京大マイコンクラブの部員によれば、 この価格帯を切る安価な端末は、性能が低く使いづらいものや旧型、中古品が殆どとのことだ。 特に旧型・中古品は万一故障した時に修理もできず不便な思いをすることになるぞ! なんといっても精密機器だから、長く付き合いたいなら最低限、4万円以上のものを買おう!
おすすめの買い方とお店
ノートパソコンを選ぶときは、まず価格.comで調べよう! 良さそうなものが見つかったら、型番やスペックをメモしてお店へGO! ネット通販に抵抗感が無い人は、そのまま最安値のお店やAmazon で買うのも手だ。 京大の周辺では、寺町にあるパソコン工房TWOTOP、ドスパラ、エディオンなどのお店がオススメ! これらのお店では中古のノートパソコンも置いてあるが、選別には経験が必要なため、買わないのが吉。
生協での購入は?
生協の新入生向けおすすめパソコンは文句無しのスペックだ! 予算の範囲内なら購入して間違いはない。 他にMacbook やアカデミック版のソフトウェアを買うところとしても良い所だ。
但し「KUINS+WiMAX」というインターネット回線契約は避けよう。 常に大学のフィルタリングがかかるので満足にオンラインゲームもできないぞ!
家電量販店での購入は?
Let’s noteかMacbookなら買っても大丈夫でしょう。 高い、または安いが低性能なPC が大きな顔をしているぞ。 値段や性能を吟味して、割高なものをつかまされないように気をつけろ!
予算・お店が決まったら……おすすめスペックと基礎知識
ここでは、持ち運ぶことを前提とした、ノートパソコンの選び方とスペックの見方を紹介します。
(2014/03/10 情報学研究科2回生 吉野)
CPUはIntel製
計算処理をするパーツで、何々GHz という数字が大きいほど速く処理ができる。 しかし、最新のパソコンを買うのなら、 intel inside というロゴがついていれば動画の再生やゲームには十分だ。 ただし同じintel でも、Atom と書いてあるものやAMD 製のものは選び方が難しいので買わないほうが無難。
メモリは4GB以上
どれだけ多くのアプリケーションを動かせるかが決まり、数字が大きいほど良い。 一般的には4GB 以上あれば大丈夫!
バッテリーは6時間以上
カタログスペックで6 時間以上のものを選ぼう。 カタログに乗っている数値はパソコンを放置している時の値で、 実際には公称値の50% から70% の時間しか使えない。
HDDは256GB以上
パソコンにデータを保存しておくパーツの事。 動画や音楽を入れることを考えても256GB あれば足りるだろう。 足りなくなればあとから外付けのHDD を買うのもありだ。
SSDって?
最近はSSD という読み書きの速いディスクドライブも登場してきた。 これが載っていると、パソコンの起動が速くなるぞ。 HDD の代わりにSSD しか載っていないパソコンもあるが、容量が小さいことが多い。
重量は2kg未満
鞄に入れて持ち運ぶことを考えると2kg が限界。 マウスなどの周辺機器を持ち歩くこともあるので、 モニタのサイズを考えつつ出来るだけ軽いものにすると良いだろう。
モニタは12~13インチ
11 インチから14 インチまでが鞄に入る限界だろう。 インチは”型”と表現されることもある。 実用上は12 インチから13 インチがおすすめだが、 高価になりがちなので値段と相談して決めよう。
保証には入るべき?
10 万円以上のノートパソコンを買う場合や、 ノートパソコンを壊してしまいそうな人は入っておくのがおすすめだ。
内蔵光学ドライブは不要
CD やDVD を読み込む光学ドライブはパソコンが重くなる割にあまり使う機会がないのが実情。 外付けドライブを買うのがおすすめ。
外部映像端子はVGAとHDMIがあるものを
最近はHDMI 端子 が主流だが、VGA端子もまだまだディスプレイやプロジェクタに繋ぐときなどに必要だ。 VGA 端子がついていないと変換ケーブルが必要になることもある。 なお、VGA 端子は、D-SUB, RGB と表記されることもあるので注意。
具体例
以上の条件を考えて、KMC部員にノートパソコンを選んでもらいました。 次のページでご紹介します。