Last modified: Fri Nov 3 2000
各バージョンの表記について(2.2系列)
2.2 系列カーネルの Linux/98 としてのバージョンは Rev.xxx
いう通し番号により管理されます。
ベースとなるオリジナルのカーネルバージョンを併記して
「2.2.5 Rev.001」のように表記していますが、
Rev.xxx のほうの数字は(2.2系列をベースとしている限り)
オリジナルのバージョンと独立に加算されます。
したがって、「2.2.5 Rev.001」の次のバージョンは「2.2.15 Rev.002」、
その次は「2.2.16 Rev.003」となります。
各バージョンの変更点について(2.2系列)
(ここに挙げる以外にも、
細かなコードの変更・改良が行なわれています)
- ベースとなるオリジナルカーネルのバージョンが 2.2.16 になりました
- SMP で動作します
- PC-9801-118 のMIDIサブボードが動作します
- PC-9801-86(及び互換品) 音源ボードが動作します(PCM音源のみ)
16MB未満をとばして16MB以降のアドレスに増設されているメモリを利用できます (現在正常に動作しないようです)
- 一部のCバス接続SCSIボードを動作させるのに必要なカーネルパラメータが渡せないバグが修正されました
- 2.4 とのブートコードの共通化がおこなわれています。
コンパイルには binutils 2.9.1 系統(or later)が必要になります
(かわりに bin86 は不要になります)
- ベースバージョンが 2.2.5 から 2.2.15 に上がりました
- パラレルポートが動作するようになりました
- IOデータの IDE-98,UIDE-98 に対応するコードが入りました
(動作確認が充分ではありません)
- PCI BIOS,APM BIOSに対応しました
- コンソールで3n行モードが使えるようになった他、
コンソールのバグが多数修正されました
- PC-9801-118,CanBe内蔵音源,SoundBlaster16 for PC-9800
に対応するコードが入りました
(動作確認が充分ではありません)
- サウンド機能が長時間使用していると動作しなくなる不具合が修正されました
- キーリピートを設定する ioctl が追加されました。
これにより XFree86 でキーリピートに関する設定が機能するようになる、
はずです
Rev. 001 (1999/4/18 released)