ついたて将棋とは?
ひとことで言うと、敵の駒が見えない状態で指す将棋です。普通の将棋に用いる
駒と盤を使い、普通の将棋とは少し異なるルールで遊ぶ、いわゆるフェアリー将棋
の一種になります。
ついたて将棋のルール
ついたて将棋は相手の駒が見えない将棋です。
そのために相手の駒を飛び越したり、
相手の駒の上に駒を打ったりしまうことがあります。このような「反則」
を判定するために、ついたて将棋には審判が必要になります。
この「反則」の概念があることがついたて将棋の特徴です。
- 相手の駒を飛び越したり、相手の駒のあるところに
駒を打ったりすると反則になります。
- 相手の玉に王手をかけるような手を指すと、相手の
玉に王手がかかったことが双方のプレイヤーに通知
されます。もちろん自玉に王手がかかった時もその旨が双方
のプレイヤーに通知されます。
- 自玉に王手がかかっている時には、王手を解消するよう
な手を指さなければなりません。もし解消出来ない
手を指した場合には、反則になります。また、王手がかかって
いない時でも、王手がかかってしまうような手を指すと反則になります。
- 打ち歩詰めをすると反則になります。
- 反則は8回まで許されます。9回反則をすると負けに
なります。
- 反則をすると、反則をしたことが対戦相手にも通知されます。
しかしどのような反則をしたかは相手には通知されません。
- 相手玉を詰ませると勝ちです。
- 千日手はありません。
ついたて将棋のホームページに戻る
shin@kmc.kyoto-u.ac.jp
Last modified: Mon Mar 6 22:17:34 JST 2000