ダウンロードしたファイルを適当な場所に展開します。
[スタート メニュー] - [設定] - [コントロール パネル] を選択してコントロールパネルを表示します。
[ハードウェアの追加と削除] をダブルクリックします。
ハードウェアの追加と削除ウィザードが表示されます。[次へ] をクリックします。
作業の選択では、 [デバイスの追加 / トラブルシューティング] を選択します。
[次へ] をクリックすると、ハードウェアの検出が始まります。
ハードウェアデバイスの選択画面では、[新しいデバイスの追加] を選択して [次へ] をクリックします。
ハードウェアの検索画面ではハードウェアを検索せずに [いいえ、一覧からハードウェアを選択します] を選択して [次へ] をクリックします。
ハードウェアの種類を選択する画面では、[ネットワーク アダプタ] を選択して [次へ] をクリックします。
ネットワーク アダプタの一覧が表示されたら、右下の [ディスク使用] ボタンをクリックします。
[フロッピー ディスクからインストール] ダイアログが表示されるので、右下の [参照] ボタンをクリックします。
セットアップ情報ファイルの場所を聞いてくるので、最初に展開したドライバ フォルダ内の PPPTun.inf を選択して [開く] をクリックします。
[フロッピー ディスクからインストール] ダイアログの [製造元のファイルのコピー元] がドライバ フォルダに変更されていることを確認して [OK] をクリックします。
ネットワークアダプタの一覧から [PPP Tunnel Device Adapter] を選択して [次へ] をクリックします。
[ハードウェアのインストールの開始] 画面が表示されたら、PPP Tunnel Device Adapter がインストール対象になっていることを確認して [次へ] をクリックします。
Windows の設定によっては、[デジタル署名が見つかりませんでした] 画面が表示される場合があります。その場合は [はい] をクリックしてインストールを続行してください。
インストールの完了画面が表示されたら [完了] をクリックします。
ドライバのインストールが正しく完了しているかどうか確かめる場合は、以下の操作を行ってください。
[スタート メニュー] - [設定] - [コントロール パネル] を選択してコントロールパネルを表示します。
[システム] をダブルクリックします。
[ハードウェア] タブをクリックします。
[デバイス マネージャ] ボタンをクリックします。
デバイスツリー内の [ネットワーク アダプタ] 欄の横にある [-] ボタンをクリックしてツリーを展開します。PPP Tunnel Device Adapter が表示されており、[×]あるいは[!]等の表示がなければドライバは正常にインストールされています。
このソフトウエアのインストールには、Windows Installer 2.0 が必要です。以下の URL で入手可能です。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;292539すでに Windows Installer 2.0 がインストールされている場合は必要ありません。
展開したフォルダにある PPPTunUtil をダブルクリックします。
[PPP over SSH サポートソフトウエアセットアップウイザード]が起動します。[次へ]をクリックします。
[インストールフォルダの選択]になります。必要に応じて変更し、[次へ]をクリックします。
[インストールの確認]になります。インストールして良い場合は、[次へ]をクリックします。
インストールが行われた後、[インストールが完了しました。]と表示されたら終了です。[閉じる]をクリックし、セットアップウイザードを終了します。
3 章で指定したインストール先(\Program Files\KMC\PPP over SSH)に puttygen.exe があるので、それを実行します。
[PuTTY Key Generator] が起動します。[Parameters] の中で、生成したい鍵の種類、及び、鍵の長さを指定します。よく分からない場合は、サーバ管理者に問い合わせてください。
[Actions] の [Generate] をクリックすると鍵の生成が始まります。[PuTTY Key Generator] の Windows 上で、マウスを適当に動かしてください。
[Key] に [Please wait while a key is generated...] と表示されたら終了までしばらく待ちます。マシンの性能、および、鍵の長さによっては時間がかかります。
[Key] の欄に [Public key for pasting into OpenSSH authorized_keys file] あるいは、[Public key for pasting into OpenSSH authorized_keys2 file] と表示が出たら鍵のできあがりです。Read Only のテキストボックス内に表示されているのが、SSH の公開鍵です。サーバの管理者に渡して PPP over SSH 用のユーザの authorized_keys ファイルに登録してもらいます。
[Key] の [Key passphrase] および [Confirm passphrase] は空のまま [Actions] の [Save private key] をクリックします。[PuTTYgen Warning] が出ます。現バージョンでは、秘密鍵(private key) の passphrase に対応していないため、このまま [はい] を選んで下さい。
保存先のダイアログが出るので、適切な場所に保存してください。保存した場所とファイル名は、後で設定に必要なので覚えて置いて下さい。
右上の[×]をクリックして、[PuTTY Key Generator] を終了します。
本章以降の内容はPPP over SSHサーバが設定されており、サーバ側で PPP over SSH 用のユーザが作られていることが前提です。
[スタート メニュー]-[設定]-[コントロール パネル] を選択します。
[PPP over SSH] を選択します。
新しく接続先を作成する場合は [追加] を押します。接続先を変更したい場合は変更するプロファイルを選択した後 [設定] を押します。
[接続名] に 32 文字以内でプロファイル名を指定します。
[接続先ホスト名]、[ユーザ名] に必要な情報を入力します。
[秘密鍵の位置] には先ほど 4 章で生成し保存した *パスフレーズなしの* SSH 秘密鍵ファイルの位置を入力するか、[参照] でファイルの位置を参照します。
[プロトコル バージョン] に使用する SSH プロトコルのバージョンを指定します。
[OK] をクリックしてプロファイルを保存します。
[閉じる] をクリックしてダイアログを閉じます。
[マイ ネットワーク] を右クリックして、[プロパティ] を選択します。
[新しい接続の作成] を選択して新しい接続ウィザードを起動します。場合によっては、[所在地情報] 及び [電話とモデムのオプション] が表示されることがありますが、PPP over SSH には関係ありません。適切に設定して、[ネットワークの接続ウィザードの開始] に進みます。
[次へ] をクリックします。
[ネットワーク接続の種類] 画面になります。 今設定したいのは VPN ですが、ドライバの仕様により、ここでは、 [プライベートネットワークへダイヤルアップ接続する] を選択して [次へ] をクリックします。
[デバイスの選択] 画面が出た場合は、[ISDN チャネル - PPP Tunnel Device Adapter] にだけチェックを入れて [次へ] をクリックします。この画面は、他にダイヤルアップデバイスがない場合は表示されません。
[電話番号] は空欄にしておきます。また、[ダイヤル情報を使う] チェックボックスは、チェックを外しておきます。
[接続の利用範囲] を聞かれるので [すべてのユーザ] か [自分のみ] どちらかを選んで [次へ] をクリックします。
[この接続に付ける名前を入力してください] に接続の名前を入れます。 好みで [ショートカットをデスクトップに追加する] にチェックを入れて、[完了] をクリックして設定を完了します。
[マイ ネットワーク] を右クリックして、[プロパティ] を選択します。
[ダイアルアップ] の中にある作成した接続アイコンをダブルクリックします。
PPP over SSH サーバが PPP レベルで認証を必要としている場合は [ユーザー名] と [パスワード] に必要な情報を入力します。
[ダイアル] に設定ツールで設定したプロファイル名を入力します。
[ダイアル] をクリックします。
※PPP over SSH で接続した先からインターネットを利用しない場合は、以下の設定が必要です。
[マイ ネットワーク] を右クリックして、[プロパティ] を選択します。
[ダイアルアップ] の中にある作成した接続アイコンをダブルクリックします。
[〜へ接続] の [プロパティ] をクリックします。
[〜] の [全般] が表示されます。[ネットワーク] タブをクリックします。
[〜] の [ネットワーク] が表示されます。[インターネットプロトコル(TCP/IP)] を選んで(注意:チェックボックスのチェックを外さないように)、[プロパティ] をクリックします。
[インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ] が表示されます。[詳細設定] をクリックします。
[TCP/IP 詳細設定] が表示されます。[リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う] チェックボックスのチェックを外します。順に [OK] を押して[〜へ接続] まで戻ります。設定完了です。