Ruby/SDL

SDLとは、そのドキュメントによると、 「マルチプラットフォームなマルチメディアライブラリ」であり、 Rubyとは、まつもと氏によるオブジェクト指向スクリプト言語です。 そして、Ruby/SDLはRubyからSDLを利用できるようにするための ライブラリです。つまりはRubyでゲームなどを作るためのライブラリと 言えます。

Ruby/SDLの機能

Ruby/SDLには、以下の機能があります。

Ruby/SDLを使う利点

Ruby/SDLには、以下のような利点が存在します

Ruby/SDLの問題点

以下のような問題点もあります。

ただ、ゲームなどで最も時間を必要とするのは描画であり、それを高速化して あるため、2D描画の ゲームであればRubyでも十分な速度を得られると私は考えています。

利用可能なプラットフォーム

LinuxとX、Win32、FreeBSDで動作を確認、BeOSでも動いたそうです。 Win32 は mingw 版 ruby と mswin32 版 ruby で動作します。 SDL が Cygwin で動かないため Ruby/SDL も Cygwin 版 ruby では動きません。

ライセンス

LGPL 2.1のもとで配布しています。

Bug tracking system

BTS in RubyForge

github

<URL:https://github.com/ohai/rubysdl>

Versioning

1.x.y系列では今後はバグフィクスのみバージョンアップをする予定です。

2.x.y系列では基本的には後方互換性を保つようにバージョンアップをする 予定です。機能が追加された場合はMINORを、そうでなければTEENYを上げます。

ダウンロードなど