SDLSKK
これは、SDLのような日本語入力をSDL上で動かすためのライブラリです。 日本語入力機能を含めた編集機能をもっています。 SDL上でプラットフォームを問わず比較的簡単に日本語入力を実現できます。
現在、以下のようなプロジェクトが進行しているようです。これらはSDLSKKとは 異なり、プラットフォームネイティブな日本語入力機能をSDLから扱うことを 目指しているようです。
SDLSKKの機能
SDLSKKには、以下のような機能があります。
- カット&ペーストを含めた行編集機能
- かな入力、送りがななしの漢字入力、送りがなありの漢字入力、 abbrev modeによる入力
- 個人辞書の読み込みと書きこみ
- 単語登録
- キーバインドの変更
- 文字コードの切り替え
以下のような機能はありません。
- skkserverへの接続
- 送りがなの厳密マッチ、自動変換開始、接頭辞や接尾辞の「>」や「<」による入力
- そのほか最新のSKKにある様々な拡張機能
SDLSKKは、現在、Linux(Debian)、Windows(MSYS+MinGWを利用)、 FreeBSD(ver 4.7)で動作を確認しています。 これ以外でも、SDL、SDL_ttf、iconvが利用できる環境であれば、 SDLSKKを利用することは可能でしょう。